ベーグルを白く焼き上げる5つのコツ【人気店TANUKI APPETIZING風】

困っている人
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ベーグルを作り始めたけど、TANUKI APPETIZINGのような焼き色薄めで可愛らしいベーグルにならないなあ。。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

・人気店「TANUKI APPETIZING」のような白く可愛らしいベーグルを作る5つのコツ
・実は強力粉の種類によっても、焼き色はかなり変わる

本記事の信頼性

本ブログの管理人は、ベーグル作りを長年続けています。お店を運営しているわけではないですが、今では自作ベーグルをイベント等で販売できるようになりました。 https://bagelfulness.com/profile/

ベーグル作りをはじめると、ベーグルの焼き色が気になりはじめます。

こんがり適度な焼き色があると、あのクラスト(皮)がパリッとつやつやした見た目ともマッチして美味しそうに見えます。

一方で、最近は焼き色薄めの可愛らしいベーグルをよく目にします。

東京の超人気ベーグル店「TANUKI APPETIZING(タヌキ・アペタイジング)」のベーグルは
どれも焼き色が薄いのが特徴です。
https://parismag.jp/bread/20811

真っ白な見た目のベーグルを自宅で焼いてみたいと思っても、案外焼き色って付いてしまうものです。ただ、実は焼き色が付いてしまう理由を理解していれば、対策することは簡単なんです。

今回は、今までの自分の経験から学んだ
焼き色をつけず、ベーグルを白く焼き上げる5つのコツをご紹介していきます。

人気店「TANUKI APPETIZING」のような白い可愛らしいベーグルを作る4つのコツ

焼き色をつきやすくする材料を極力減らす

焼き色をつきやすくする材料とは、主には、砂糖、はちみつ、卵、牛乳、スキムミルクなど。

特に砂糖、はちみつは、ベーグルの材料として使用するレシピが多く

酵母の発酵を促す作用があるので、減らしすぎるとあまり発酵しなくなったりするので要注意。

砂糖の代わりに水飴を使用するのも効果的です。

水飴の主成分は麦芽糖なのですが、麦芽糖はショ糖と比べるとカラメル化しにくい(=焼き色がつきにくい)性質なんだそうです。

焼き温度を下げる

白く焼くには、焼き温度を下げなければいけません。

高い温度であればしっかりと焼き色がつきますし、温度を下げることで焼き色が薄いベーグルを作ることができます。

オーブンの種類や機種によって違いますが、150℃以下が白く焼き上げられる温度と言われています。

それ以上で焼くと多少なりとも焼き色はついてしまいます。

まずは150℃で焼いてみてください。

それでも焼き色がついてしまう場合には10℃づつ下げて、自分の納得のいく白さに焼き上げてください。

焼き温度を下げると焼き時間は長くなってきます。焼き時間について次でご説明します。

温度を下げた場合、焼き時間を長くする

温度を下げて、焼き時間を延ばさず通常の時間で焼いてしまうと上手く焼けないことが多いです。

上手く焼けていない状態とは、中がまだしっかりと焼けていない、オーブンから出すとすぐにしぼんでシワが沢山できてしまう、などです。そのような場合は、中が生焼けだけでなく、表面の生地がしっかりと焼き固まっていない状態です。

表面の色は白くてもしっかり焼けていれば、縮むことはありません。

焼き温度を下げた場合には時間を長くしましょう。何度か焼いてみることが大切です。

オーブンに長く入れるということは、生地から水分が飛ぶ時間が長くなるということです。

生地の水分は少し多く調整する必要があります。

予熱は高い温度で、しっかり温めておく

焼く時は、予熱の温度に特に注意が必要です。

焼き温度が150℃だからと言って予熱を150℃で設定したり、電気オーブンの予熱は20℃高めが基本だからといって、170℃で設定したりと、いつもと同じように考えて予熱してはいけません!

あくまで焼き色を白くするだけです。しっかりと熱を入れる必要もあり、膨らみも出す必要があります。

その為には、通常のベーグルを焼くときと同じくらいの温度210℃~230℃で予熱しておく必要があります。

予熱は高くしておき、オーブンの庫内をしっかりと温めておきます。そして、生地を庫内に入れてから150℃に下げて焼いていきます。

そうすることで、しっかりと膨らみ焼き時間も必要最低限の長さで焼くことができます。焼き縮みも防ぐことが出来ます。

しっとりふわっとしているのが人気ですよね。ふわっとそして水分もしっかり残して焼くためにも予熱には十分注意してくださいね。

【最終手段】生地にアルミホイルを被せる

 最後に、材料と焼き温度以外に、かなり手軽で効果絶大なのでご紹介します。


 実践する方法は簡単で、焼き色が付き始める前にアルミホイルをパン生地に被せてしまうだけです。


 注意点としては、焼き始めから被せてしまうと生地がくっついたり潰れてしまう可能性があります。

焼き始めの5分はいつも通りに焼いて、その後にオーブンを開けてアルミホイルを生地表面に被せると良いでしょう。

実は強力粉の種類によっても、焼き色はかなり変わる

実は、強力粉の種類によっても焼き色の付き方もかなり変わってきます。

それは各強力粉によってグルテンの含有量が異なるからです。

詳しくは下の記事で、おすすめの強力粉をご紹介しています。

 焼き色をつけない方法は案外シンプルです。ちょっとした工夫だけで改善されます。あなたにも、真っ白なベーグルが簡単に作れますよ。

ぜひ、参考にしながらチャレンジしてみて下さいね。

それでは。

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